コンビニ事業のベンチマーク制度(省エネ法)が平成28年度に施行され、今年度(平成29年度)の定期報告より、ベンチマーク指標(電気使用量/売上高)の報告がスタートします。エネルギー特定事業者が対象で、目指すべき水準は「845KWh/百万円 以下」としており、事業者クラス分け評価制度において、ベンチマーク達成事業者は省エネ優良事業者(Sクラス)として公表し、未達成の「B」・「C」クラス事業者は行政指導の対象になります。
ニュース・お知らせ
パリ協定(COP21)に基づき、「地球温暖化対策計画」が閣議決定されました。
政府は、温室効果ガス削減目標を、2030年度において、2013年度比26%減とすること、および2020年度に2005年度比3.8%減以上とすることを閣議決定しました。本計画では、国が基本的役割を担い、地方公共団体、事業者、国民が各々の役割分担を認識し相互に連携して対策を推進することとしています。
大手セミコンダクター企業のクリーンルームに省エネ・長寿命で光質の良い「CCFL蛍光灯」が採用されました。
LSIの製造を行うクリーンルームでは、LED照明では半導体チップが感光するため使用できず、また特殊LEDイエロー照明は高価すぎるため、低価格のCCFL(イエロー)管が採用されました。光質が従来と同等で問題なく使用されており、低価格・長寿命で省エネ効果も達成されています。
EMSを活用し、コンビニ内ショーケースの温度管理自動化を試行
駅のコンビニ「NewDays」において、既に導入しているEMS(エネルギーマネジメントシステム)を活用し、店内温度や冷蔵庫(ショーケース)などの温度管理を自動化する試みが一部の店舗で行われました。これまでの人手による温度記録を自動化することによって効率よく確実な温度管理が可能となります。今回のEMS活用は、温度管理用システムを新たに構築することなく、エネルギー管理と温度管理を同時に行えることができ、大幅にシステム経費を抑制しています。
5階建てビルのリニューアルに合わせて「CCFL蛍光灯」が採用されました
大手メーカーの5階建てビルのリニューアルに合わせて、省エネ照明として全面的に「CCFL蛍光灯」が採用されました。当初FHF蛍光灯を計画していましたが、より省エネ・長寿命の照明にするべく、「LED蛍光灯」と「CCFL蛍光灯」を実証比較し、LEDよりも格段に光質の良いCCFL蛍光灯が採用されました。CCFL蛍光灯の数は約550本で、一部にLEDダウンライトも採用され、省エネ率47%と共に照明のベストミックスが実現しています。
駅のコンビニ「NewDays」において、エネルギーの「みえる化」スタート。
駅のコンビニ「NewDays」において、エネルギー監視モニターを設置しエネルギーの「みえる化」を開始しました。NewDaysでは、今後の適正な省エネ活動を続けていくためのベースとして実施しています。
省エネコンサルを開始しました。(グリーンIT)
企業や商店の省エネ対策を支援するために、EMSや最新の省エネ製品の導入に対するコンサルを始めました。低価格で容易に導入できるEMSや省エネ照明、遮熱フィルムの採用などによって大幅なエネルギーコストの削減が可能となります。
JR駅広告サインに「省エネ・長寿命」のNFL(新冷陰極管)が採用されました。
NFLは、新たに開発されたCCFL蛍光灯で、スリム(15.5mΦ)なため看板厚も薄くできサインボードに適した照明です。しかも省エネ・長寿命で安全性にも配慮されており、従来の蛍光灯やネオン管に替わるバックライトとしてJR駅の広告サインに採用されました。今後順次展開していく予定です。